太陽光発電所ケーブル盗難防止対策 

近年、太陽光発電所のケーブル盗難被害が増加しております。 全国で発生した太陽光発電施設における金属ケーブルの窃盗につきまして、2023年の認知件数が年間で5,361件であったのに対し、2024年は半年間で4,161件となっております。 

この背景には令和2年以降金属スクラップの価格が上昇しており、特に銅の価格は2倍近くまで上昇、さらに盗品の処分・売却が容易であり、流通を防ぐことが困難であることなどが背景にあります。 

アルミニウムケーブル取換工事、                 災害補償付き評価サービスを展開

株式会社エクソルでは太陽光発電所のケーブル盗難対策として銅ケーブルではなくアルミニウムケーブルを使用した工事やアルミニウムケーブルを使用していることをアピールするための看板設置まで対応しております。 

現在発生している金属盗難の材質別被害状況は、銅が全体の51.8%を占めるのに対して、アルミニウムは3.2%となっており、単価の高い銅ケーブルを目的としたものと考えられます。そのため、単価が銅と比べて6分の1程度しかないアルミニウムケーブルを使用し、周知することに一定の効果があると考えます。 

また、エクソルでは太陽光発電所の評価サービス「XSOL SOLAR STAR 制度」に、盗難事故にも対応する5年間の災害補償を付帯したプラン「XSOL SOLAR STAR補償」も展開することで、万が一被害に遭ってしまった場合でもサポートできる体制を整えています。 

参考文献:警察庁「第1回 金属盗難対策に関する検討会資料」 

https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/scrap/meeting_material.pdf

株式会社エクソルHP  太陽光発電のXSOL(エクソル)