平成27年四国照明賞 朝立会館

愛媛県 西予市 / 朝立会館
照明設計 / 宮地電機

施設の概要(施設の用途、規模、特徴)

旧会館の老朽化に伴い、愛媛県西予市三瓶地域の伝統芸能「朝日文楽」の活動拠点として建設。ふすま絵によって人形劇の奥行きを演出する舞台装置「八段返し」を常設している。1階の多目的室には観客席155人分を設け、文楽のほか講演会やコンサートなどにも活用できる。

照明設備(光源、器具、照度、照明の特徴)

「八段返し」は奥に進むにつれて暗くなりがちであるため、襖絵の前方に上下にLED照明を取り付け、明るくなるように工夫した。ホール内照度は明るすぎないように設計平均照度280LXに設定し、調光制御のうえ、省エネルギーを考慮している。