平成24年照明普及賞 坂村真民記念館

愛媛県 伊予郡 砥部町 / 坂村真民記念館」
照明設計 / 宮地電機

施設の概要(施設の用途、規模、特徴)

砥部町の名誉市民である詩人の故・坂村真民(1909~2006)の業績を後世に伝えるために建設された記念館である。「念ずれば花ひらく」の詩で知られる同氏の作品展示室、書斎の再現、関連グッズを販売するショップコーナーがある。

照明設備(光源、器具、照度、照明の特徴)

新設の記念館ではほぼオールLED照明の施設である。展示場には便利性のある配線ダクトを取付けて、これに省電力のLED13.3W、色温度3.500K(温白色)の個別調光出来る高演色LEDスポットを採用している。LEDは赤外線、熱線が対象物にほとんど影響を与えないので展示物を傷めないほか、ランプ交換などのメンテナンスが容易なため採用にいたった。展示物によって150lx前後の明るさを個別調光でき、フィルターを利用して配光を調整している。